メンターは仕事における良き指導者

メンターは仕事や人生における指導者や助言者という意味で、もともとは古代ギリシャの叙述詩からきており、指導や支援を受ける人はメンティと呼ばれています。

メンターの目的は新人や後輩などの人材を育成し、仕事の効率を良くしたり業績を向上させることにあり、上司にはなかなか相談できなかったり本音を言えないような時、先輩という立場として上司と新入社員との人間関係などを円滑にする役割を持があります。

メンティを育てていくことは、自分自身のスキルを上げることにも繋がります。

どうすれば効果的に指導できるのかや助言できることなどを考えることによって、より自分が噛み砕いて理解できるだけではなく、必要なマネジメントのポイントも明確になるのです。

メンターは特に難しいというわけではなく、自分自身が新人だった頃や初めて業務を任された時を思い出すと良く、当時の自分自身が何を望んでいたか何を悩んでいたかなどを思い出すと、新入社員に対する接し方や助言の仕方が変わってきます。

新入社員にとっては、かなり年上の怖そうな上司より、年齢の近い先輩の方が頼りやすく心強く感じるでしょう。

気を付けなければいけないのは、メンティにも個性や考えがあるので双方の立場を理解することで、それにはまず心を開いてもらうことが必要があり、なるべく気軽に相談に乗って信頼を積み重ねていくのが重要です。

客観的な目線を忘れずに、真摯に対応すればメンティは確実に成長していくことでしょう。